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日記・コラム・つぶやき

2014年9月12日 (金)

やまとうた

人はいさ 心もしらず ふるさとは 
花ぞむかしの 香ににほひける
  ~紀貫之 『古今和歌集』巻1 春上 0042
百人一首の35番歌
『古今和歌集』には、紀貫之による序文、
仮名序」と漢文の「真名序」が書かれています。
『倭歌(やまとうた)は、人の心を種として、万(よろづ)の言の葉とぞなれりける。
世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふ事を、見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり。
花に鳴く鶯、水に住む蛙(かはづ)の声を聞けば、生きとし生きるもの、いづれか歌を詠まざりける。
力をも入れずして天地(あめつち)を動かし、目に見えぬ鬼神(おにがみ)をもあはれと思はせ、男女の仲をもやはらげ、猛き武士の心をも慰むるは、歌なり。』
人の心を種として言葉になっている。
のですね。

2013年10月24日 (木)

祖父の気持ち

祖父は橋の設計士でしたが、私が物ごころついた頃には他界していました。

母の実家は祖父が作った橋の目の前にありましたので、夏休みなどに泊りに行くと橋の上で景色を眺めたりしました。私が本当に小さい頃、橋の上から蛍を見た微かな記憶があります。夢だったかもしれません。
家に飾ってある祖父の写真は自分で作った鳥籠にいる鶯に餌をあげていたり、猫と一緒だったりして好々爺然としていて、母から聞いた話も毛鉤(けばり)を作って釣りばかりしていたとか、ただ遊んで暮らしているような人だと思っていました。そんな祖父の事を最近ふと思い出しました。
きっかけはあいちトリエンナーレ、長者町エリアのおしゃべりな氷屋「イチベ」さんという、あるおじいちゃんのお話を伝えるパフォーミングアートに参加して、「あなたのおじいさんは何をしてらっしゃいましたか?」と聞かれた事です。それまでは、ほとんど思い出すこともありませんでした。
祖父は定年後、自分で設計をし現場監督もした橋のたもとに住みました。釣りの為と聞いています。
のんびり暮らしていたと思いますが、橋はメンテナンスが必要なものです。毎日その橋を見ながら暮らす事は、渡る人の安全や橋の様子を気に掛けずにはおれなかったと思います。ふと、祖父のもう一つの面を感じられて、会ったことのない祖父の橋に対する気持ちはどうだったのかなと近しく感じるようになりました。
母は結婚して苗字が橋本になり、私は橋本から米山になったんだなと思うと、苗字もなんだか関係あるのかもしれません(って偶然か)。

一言、問いかけをしていただいた事で時折記憶の時間を行ったり来たりしています。




2012年3月11日 (日)

たはは

ここは、いつからほったらかしていたんでしょう。

ほんとに、もう、なんか、すいません。

はい、facebookにかまけていまして。
それだけで手一杯でして。
ツイッターもそんなわけでほぼ読みきれず。
ましてやブログの前に座る時間もなく。

もういちどこの春仕切りなおしです。

庭にも芽が出ていますね。

2011年8月21日 (日)

幸せな時間

皆さんそれぞれ幸せな時間をお持ちですよね。

うちの息子その1は夜ベッドの中で靴下をぬぐときが幸せなんだそうで、中学生ごろまではよく嬉しそうに「しあわせーっ」って言っていました。まったくしあわせなヤツです。

息子その2は雨の音。部屋で雨の音を聞いていると心がきゅーっとなるほどしあわせなんだそうで。こちらもお金がかからないのでありがたいヤツです。

そういう私も小さい頃から持っている幸せな時間があります。
それは寝る前にいろいろ考える事。

今は、作りたい作品を細部までありありと思い浮かべる事が一番しあわせ~なときです。
子育てで作品作りの時間が無かった頃は特にいろいろ考えました。

そして嬉しい事に、小さい頃からそうやって思った事はみんな実現しています。

お金もかからず、誰にも迷惑がかからず、嬉しくて幸せな時間。

そのことを考えるのも幸せな時間です。

2011年8月 9日 (火)

夏のおもかげ (三木成夫先生)

夏になるとふと思い出す三木成夫先生。

生物学の授業と保健センターの先生として、学内の学生の心を緩く太くつかんでいた。
その絶大な人気に比べると、ご本人の佇まいはたいへんほっそり地味で静かで、大浦食堂の前を横切る時も気配を消す忍法を使っていた。きっと。

太陽のリズムで生活できる人は毎朝同じ時間に起きられるが、月のリズムに影響を受ける人は毎日少しずつ起きる時間が遅くなって、遅刻をしたり夜に元気になったりするという、私達にたいへん都合の良い学説を使って元気付けてくださるので、「保健室」には相談に乗ってもらう学生が静かに出たり入ったりしていた。

卒業してまもなく、三木先生の講演会を聞くため友人と出かけた。
講演の後、私達何人かの学生に自然塩の話を嬉しそうにしてくださってから、帰途についた。
夏の暑い日だった。

たまたま、新宿駅までご一緒できた私は、電車の中で持っていた作品ファイルを見ていただいた。
本当に未熟な作品ばかりだったのに、三木先生は良い所を指摘して励まして下さった。

新宿駅で三木先生は電車からホームに降りられた。
そして思いがけない事に、込み合った新宿駅のホームに立ち止まって、私の乗った電車を微笑みながらずっと見送ってくださり、向かい合って遠ざかった。

スローモーションのような一瞬、おそらく先生にとって私は何百人の学生の一人なのに。
強く心を打たれ、胸が熱くなった。

それから長い時が過ぎ、時々思い出すそのシーンは私にとって「種が蒔かれ、水をやり、育っていくもの」だった。

おっちょこちょいな自分が色々な人たちに迷惑をかけ、自分について悩み、家庭を持ち、子育てをして、それでも細く制作を続けてきたのは、三木先生のおかげだと思う事がある。

そして、最近ふと思った。

三木先生の研究室=保健室にて、私にしろ学生の顔をみると、遠い祖先の面影が見えるとおちゃめな顔でおっしゃった。

三木先生にとっての祖先とは人だけでなく、草食動物や肉食動物、魚類、はてはアメーバや植物までを言う。

そうなんだ。

三木先生が見送ってくださったのは、私じゃない。私を通して見える遠い祖先、今は存在しないけれど色々なところにまぼろしのように現れる、繰り返し繰り返される生の営み、すべてをつないでいる「おもかげ」だったんだ。原形を持ち、メタモルフォーゼしてきた私。私イコール草食?肉食動物であり、魚類であり、アメーバであり、植物でありそして、三木先生ご自身でもある・・・。

というと、三木先生が科学者なのに限りなく思想、宗教的な感じなのだが、生物学の授業に「老子」だったしなーっ・・・。と、この夏も三木先生の面影を偲ぶのでした。

植物と動物と人。人体に刻まれた生命の歴史。人が人に向かい合うという事。「ゆっくりでいいからこの事をもっと深く考えるんですよ」と三木先生の面影が今も私を励ましてくださるんでした。

2011年7月12日 (火)

夏の雲

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夕方の夏雲。

車で移動中に見つけて大きくて超きれいだったので、慌ててスーパーの屋上駐車場に上った。

駐車して屋上に上がった時にはかなり暗くなってしまっていた。

ざんねん。

雲の中で何度も稲妻が光っていた。

夏山が呼んでいる。

2011年7月 1日 (金)

DEMEL

DEMELは美しいですね。

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食べちゃえばなくなるものがなぜ美しいか?

ただお茶をいれて飲むことや、

一瞬の花の命をめでるのと一緒ですかね。

だからデメル、であるわけないデアル。

こなつはおこぼれに預かろうと、テーブルの下にスワル。

ごめん、アゲルわけないデアル。

ガサツな毎日に舞い降りた、うたかたの美は写真に残すにカギル。

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手提げ袋も台形でハンドバックみたいなので、写真をとっとくデアル。

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2011年6月26日 (日)

げえてさんのいうとおり

ある日、とりたての長い茎のにんにくの束を買って、吊るして干しておりました。

その中の一本には茎の先に芽のようなものが付いておりました。

買った時は緑色の小さな芽でありました。

ところが、何日かして・・・・。

ふと見ると、あらあら不思議、芽だとおもっていたものはにんにくだったのです。

にんにくの茎の上にまたまたにんにくが。

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得しちゃった。

今日はペペロンチーノを食べましょう。

・・・・・・・・・・。

じゃなくて、にんにくは土中の根っこのはず。
最初は芽だったし。
(だったのか?よく見てなかった?緑色は覚えてるけど)
でも、ご安心を。
ここで思い出したのは、ゲーテの「貫性の薔薇」の図。
もちろん、三木先生の本でして。
植物のメタモルフォーゼ。

植物の成長点で、何かが起こった。
成長して芽になるか花を咲かせるかしようとしていたにんにくは、
急に薄暗い風通しのよいところに置かれて方向を転換したのですね。

げに植物とは、じっとしているように見えてダイナミックに生過程を営んでいるのでした。

そういうわけで、今日はペペロンチーノをたべましょう。

夏の空

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気がつくと空には夏の雲。

見上げると高く、高く・・・首いってーっ。

薄い紙を自立させる事はじつは難しい。

風にそよぐ薄紙のはかなさと自重の関係。

薄くてはかなく見えるものも意外とそれ自体重いのですね。

銅の網を自立させた作品の時も同じ。

ぎりぎり安定させる高さで作ったけど、寒天みたいにふらふらしていた。

重力に抗って立つ。

皮膚1枚で立つって難しいですね。

そりゃそうだ。

でもそれが好き。

一歩一歩進んでいこう。

上を向いてるうちに前向きな気持ちになるんでした。

続きを読む "夏の空" »

2011年5月25日 (水)

紅茶とお菓子

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先日 亀山さんからいただいたローズティー。
薔薇の香りと綺麗な色で飲むと元気が出てくるのであります。

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亀山さんはお子さんを育てながら展覧会の企画プロデュースをなさっている人です。

office tre punte は 亀山さん、神森さん、芝さんの3人で時にはがっちり、時には緩やかにつながって色々な企画をするグループです。(あいちトリエンナーレでお世話になって以来、私もゆるやかにつながりたいーと密かに思っている技あり3人組)メンバーの一人、亀山さんは食に関するセンスも抜群です。
時々亀山さんのブログへお邪魔しては身体にやさしいモノコトによだれをたらしています。

で、その亀山さんにいただいたモロモロは、やはりうまかった。

その上思いがけず、ご近所で手に入るものでした!

たっぷりビタミンが摂れそうな気がして、このところ夜昼お世話になっている紅茶と、

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くるみのお菓子。
やさしい甘さと香ばしさ。

パッケージも素敵です。

こちらのお店も我が家から比較的近いのでした。

ここに暮らして十数年、まだまだ知らない事ばかり・・・・・。

ありがとう~亀山さん。




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