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文化・芸術

2016年2月26日 (金)

memo

あふこと [Adhere]

 

日本の表装は部屋に合わせて何度でも張り替えることを基準に接着されている。

何かをつけるとき、はがしかたを考える。

良くくっつく事だけが良いのではなく、良く離れること。

表装の接着は繊細で精妙だ。

接着と剥離は同じ源泉から来ている。

会うことは別れること。

 Nor time nor place 
Did then adhere, and yet you would make both:

時もよし場所もよし、二つの条件が揃った今になって、マクベス 第一幕(シェイクスピア)


白居易「和夢遊春詩」

惜君夢遊春,夢遊仙山曲。
怳若有所遇,似愜平生欲。
因尋菖蒲水,漸入桃花谷。
到一紅樓家,愛之看不足。
池流渡清泚,草嫩蹋綠蓐。
門柳闇全低,簷櫻紅半熟。
轉行深深院,過盡重重屋。
烏龍臥不驚,青鳥飛相逐。
漸聞玉珮響,始辨珠履躅。
遙見窗下人,娉婷十五六。
霞光抱明月,蓮豔開初旭。
縹緲雲雨仙,氛氳蘭麝馥。
風流薄梳洗,時世寬妝束。
袖軟異文綾,裾輕單絲穀。
裙腰銀線壓,梳掌金筐蹙。
帶襭紫蒲萄,褲花紅石竹。
凝情都未語,付意微相矚。
眉斂遠山青,鬟低片雲綠。
帳牽翡翠帶,被解鴛鴦襆。
秀色似堪餐,穠華如可掬。
半卷錦頭席,斜鋪繡腰褥。
朱脣素指勻,粉汗紅綿撲。
心驚睡易覺,夢斷魂難續。
籠委獨棲禽,劍分連理木。
存誠期有感,誓志貞無黷。
京洛八九春,未曾花裡宿。
壯年徒自棄,佳會應無復。
鶯歌不重聞,鳳兆從茲卜。
韋門女清貴,裴氏甥賢淑。
羅扇夾花燈,金鞍攢繡轂。
既傾南國貌,遂坦東床腹。
劉阮心漸忘,潘楊意方睦。
新修履信第,初食尚書祿。
九醞備聖賢,八珍窮水陸。
秦家重蕭史,輔憐衛叔
朝饌饋獨盤,夜醪傾百斛。
親賓盛輝赫,妓樂紛曄煜。
宿醉才解酲,朝歡俄枕麴。
飲過君子爭,令甚將軍酷。
酩酊歌鷓鴣,顛狂舞鴝鵒。
月流春夜短,日下秋天速。
謝傅隙過駒,蕭娘風燭。
全凋蕣花折,半死梧桐禿。
闇鏡對孤鶯,哀弦留寡鵠。
淒淒隔幽顯,冉冉移寒燠。
萬事此時休,百身何處贖。
提攜小兒女,將領舊姻族。
再入朱門行,一傍青樓哭。
櫪空無馬,水涸失池鶩
搖落廢井梧,荒涼故籬菊。
莓苔上几閣,塵土生琴筑。
舞榭綴蠨蛸,歌梁聚蝙蝠。
嫁分紅粉妾,賣散蒼頭僕。
門客思徬徨,家人泣咿噢。
心期正蕭索,宦序任拘跼。
懷策入崤函,驅車辭郟
逢時念既濟,聚學思大畜。
端詳筮仕蓍,磨拭穿楊鏃。
始從讎校職,首中賢良目。
一拔侍瑤墀,再升紆繡服。
誓酬君王寵,願使朝廷肅。
密勿奏封章,清明操憲牘。
鷹韝中病下,豸角當邪觸。
糾謬東周,申冤動南蜀。
危言詆閽寺,直氣忤鈞軸。
不忍曲作鉤,乍能折為玉。
捫心無愧畏,騰口有謗讟。
只要明是非,何曾虞禍福。
車摧太行路,劍落酆城獄。
襄漢問修途,荊蠻指殊俗。
謫為江府掾,遣事荊州牧。
趨走謁麾幢,喧煩視鞭朴。
簿書常自領,縲囚每親鞫。
竟日坐官曹,經旬曠休沐。
宅荒渚宮草,馬瘦畬田粟。
薄俸等涓毫,微官同桎梏。
月中照形影,天際辭骨肉。
鶴病翅羽垂,獸窮爪牙縮。
行看鬚間白,誰勸杯中綠。
時傷大野麟,命問長沙鵬。
夏梅山雨漬,秋瘴雲毒。
巴水白茫茫,楚山青簇簇。
吟君七十韻,是我心所蓄。
既去誠莫追,將來幸前勗。
欲除憂惱病,當取禪經讀。
須悟事皆空,無令念將屬。
請思遊春夢,此夢何閃倏。
豔色即空花,浮生乃焦穀。
良姻在嘉偶,頃剋為單獨。
入仕欲榮身,須臾成黜辱。


合者離之始,樂兮憂所伏。


愁恨僧祗長,歡榮那促
覺悟因傍,迷執由當局
膏明誘闇蛾,陽焱奔癡鹿。
貪為苦聚落,愛是悲林麓。
水蕩無明波,輪迴死生輻。
塵應甘露灑,垢待醍醐浴。
障要智燈燒,魔須慧刀戮。
外熏性易染,戰心難衄

法句與心王,期君日三復。

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(memo)

art

【名詞】

一芸, 技術, 人工, 美術

 

       
 

印欧語

 
 

ar-

 
 

ぴったり合う合わせることを表す印欧語 1.道具上腕alarm, arm,arm, army)。 2.関節結合harmony, article)。 3.芸術技能art,inert)。 4.順番順序order)。 5.飾る引き立てるadorn, ornament)。 6.考察する確証するrate, reason)。 7.忠告すること(read)。

 

http://hidic.u-aizu.ac.jp/
参照

2015年9月10日 (木)

掛け軸の奥行(表具の力)

今まで見逃していたすごい力を目撃しました。

「表具師」という職人の力です。
1889年、東京美術学校が開校された当初からあった科は「日本画」「木彫」「彫金」でした。1899年に「西洋画」「図案」が、1899年に塑造科が出来ました。
「彫金」というと今はジュエリーや表面の金属装飾という印象ですが、明治の彫金師は装剣金工の仕上げまでを仕切るアートディレクターでもありました。
仕上げて施主に渡すということは、刀剣の由緒や形はもちろん、持ち主の嗜好やそれを置く場所、全てを考えて意匠を施す必要があったからです。
そんな伝統的な形でアートディレクションを続けているのが表具師さんだったと、ある職人さんの仕事を拝見して気が付きました。
本物の和紙を知るようになってから、折々に伝統的な仕事を続けている方達に会えるようになりました。其々に技術がつながっているからです。
日本の湿気にも伸びにくい掛け軸の裏打ち用の和紙を昔通りに表装出来る職人さんは少なくなったそうです。
今の私達が美術作品を作る場合、制作の最初から展示までを自分の作品として責任持ちたいと思いますが、それとは少し違うのが表具の世界です。
掛け軸や表具、襖絵など伝統的な日本の絵画は持ち主やその場所(茶室等)によって何度も作り直される事を前提とされてきました。
書家の書いた作品は持ち主の好みや場所に合わせて表装されます。
場所に合わせて、真、行、草とある程度の決まりはありますが、素材や色柄は限りなく、屏風に散らした和歌などの配置は表具師の腕にかかっています。



その日拝見した数点は全て一人の表具師さんの仕事でした。
藍に染められた紙に金泥の般若心経の格式のある表装。まったく捩じれなくしっとりと落ちて、ずばり真の真の掛け軸でした。
「野点」という名の作品は野の草と和歌が描かれた切が散らされた二曲屏風。変形風炉先。散らしのバランスを見て唸りたい気持ちになりました。ちいさな其々は天日干し和紙なので色が微妙に違い、絵柄も、歌の文字バランスも皆違います。それを優しい野点という題名にぴったりに散らしてありました。そしてほっそりした枠の朱色。国産漆のしっとりとした色味。
もう一種の作品は見たこともない表装の仕方。これは書家の作品自体も粋で斬新な歌合せだったので、実験されたとのこと。その二福は経文を綴じるような組紐で綴じられて、現代作家の作品のようで、その素材と色とバランスに唸りました。私が欧米人だったら「Cool!」と両手を広げたと思います。(は無いか)
何代も表具を作られてきたその職人さんは、まだお若いようにというよりお年よりお若く見えました。東京から奈良まで展示のためにお弟子さんといらしていて、言葉少なく仕事をして帰られました。茶室でも展覧会会場でも同じように責任を持って展示までするのが「仕上げる」という事。そして搬出もいらっしゃったのを見て、日本の文化は凄いと思いました。美しい作品の後ろにある美。



掛け軸は小さくしまうことが出来、持ち運びも軽く、厚みも少ないものですが、そのものの持っている奥行きは物凄いと感じ入りました。

2014年4月18日 (金)

「羅」のような紙「羅紙」

「羅」とは(ら、うすもの)と読み、絹織物の一種です。絡み織の一種で織り糸が捩じれたようになっていて、その為薄くても強い透明感のある織物です。中国から渡って来たその技術は一時途絶え、昭和になってから復元されたと言われています。

和紙も水の中で揺すられて繊維が絡んでいるので、解くとまるで羅のようです。
なので、このように解いた和紙を「羅紙」と呼ぶとぴったりだと思うのです。なーんて、どうすか?

2007gg5

2013年9月10日 (火)

Absence in existence

  I am interested in the "boundaries" of objects including the human body. For example, when we talk about the "outside" of human body, do we mean just the surface? Can you identify the  surface of a human body in anyway? Where is its border?

  In short, maybe there are no boundaries. But I think at the very margin of those boundaries, there exists a power which connects objects together which can be defined as "balance". I have always wanted to visualize this "balance" into some kind of form.

  I feel that the existence of things can be defined by being strongly aware of boundaries and to express it.

Yoriko Yoneyama

2012年9月16日 (日)

HPを新しくしました。

HPは以下のページに移りました。

http://yorikoyoneyama.jimdo.com/

2012年4月 8日 (日)

備忘録・ゲーテ 「水上の精の歌」一七七九年

                                                                                                                        人の心は水にも似たるかな。
天より来たりて天に昇り、また下りては地にかえり、
永劫につきぬめぐりかな。

一筋清く光る流れ、高くけわしき絶壁より流れ落ち、
膚(はだ)なめらかなる岩の面(も)に とび散りては美(うる)わしく
雲の波と漂い、軽く抱きとめられては、水煙りに包まれつ
さらさらと波立ちつ 谷間に下る。

きりぎしのそびえ、水の落つるをはばめば、憤り泡立ち
岩かどより岩かどへ踊り 淵へ落つ。
平らなる河床の中せせらぎて、牧場の間なる谷を忍び行く。
やがて鏡なす湖に入れば、なべての星、顔を映し若やぐ。

風こそは波の愛人。  
風こそは水底より 泡立つ波をまぜかえす。

人の心よ、げになれは水に似たるかな!
人の運命よ、げになれは風に似たるかな!


ゲーテ
─ワイマルに入りて(1775年~86年)─
ゲーテ詩集 新潮文庫 高橋健二訳                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
                                       

Gesang der Geister uber den Wassern 
Johann Wolfgang von Goethe
Des Menschen Seele
Gleicht dem Wasser:
Vom Himmel kommt es,
Zum Himmel steigt es,
Und wieder nieder
Zur Erde mus es,
Ewig wechselnd.
Stromt von der hohen,
Steilen Felswand
Der reine Strahl,
Dann staubt er lieblich
In Wolkenwellen
Zum glatten Fels,
Und leicht empfangen,
Wallt er verschleiernd,
Leisrauschend
Zur Tiefe nieder.
Ragen Klippen
Dem Sturz entgegen,
Schaumt er unmutig
Stufenweise
Zum Abgrund.
Im flachen Bette
Schleicht er das Wiesental hin,
Und in dem glatten See
Weiden ihr Antlitz
Alle Gestirne.
Wind ist der Welle
Lieblicher Buhler;
Wind mischt vom Grund aus
Schaumende Wogen.
Seele des Menschen,
Wie gleichst du dem Wasser!
Schicksal des Menschen,
      

Wie gleichst du dem Wind!

      

2012年3月13日 (火)

備忘録・エリアーデ<建設にまつわる儀礼>

エリアーデ著作集13「宗教学と芸術」せりか書房・中村恭子訳P122~P134


「黒の王子」と呼ばれる伝説上の王子が
工匠マノルと9人の仲間達にこの世で最も美しい僧院を彼のために建てるよう依頼する。石工匠たちはその仕事に取り掛かる。ところが工事は一向に捗らず
毎夜壁が崩れ落ちてしまう。ある日工匠マノルは夢を見て
これを仲間達に伝える。ここで、民衆の詩人の述べるところを傾聴する事にしよう。


ーーー親愛なる石工匠たち
親愛なる職人仲間よ、
眠りの中で私は
驚くべき夢をみた。

誰かが空から私に
次のように言うのが聞こえた。
翌くる夜明けの一番に
夫あるいは兄に食事を
持ってきた妻か妹を
おまえたちが
潔く意を決して
壁にぬりこめないかぎり、
築いた物は
その晩に崩れ落ちてしまうだろう。

だからもしおまえが
世にならぶもののない
この聖なる僧院を
完成したいと望むならば、
誓いを立て
契らねばなるまい。
明日の夜明けに
最初にやってくる女を
生贄にして
壁にとじこめるのだ!

夜明けになると
マノルは飛び起きて
廃墟の壁に
攀じ登り、
道をよく眺め
遠くを見わたす。
おお、哀れな匠は
誰の姿を見たのか?
愛する人、アンヌ、
牧場の花!
彼女が近づきつつあった・・・・・・
飲み物と食べ物を
彼の許に運びつつあった・・・・・・

跪き、涙にくれて、
彼は主に祈る。
ーー雨を世界に降らせ給え、
河をあふれさせ
大地を走る奔流に変える雨を。
水かさを増加せしめよ。
わがいとしき人が倦み疲れ
前に進むことのできないように。

慈悲深い神は
彼の願いを聞きとどけ
直ちに波立つ水を
空から流した。
だが、俄かな雨をものともせず
水を、奔流を
妻は横切る・・・
マノルは溜め息をつく。
心は張り裂けんばかり。
涙にくれて十字を切り
そして主に祈る。
ーー風を吹かせたまえ、
樅の木をたわませ
松ノ皮を剥ぎ取り
山をゆるがすほどの
力に満ちた風を!

さてその妻はと言えば、
風をものともせず
おぼつかぬ足取りで
疲れ切ってたどりつく。

他の石工たち、
巧たち、職人仲間は
そこに彼女を見て
一様に安堵する。
マノルは女を抱きよせ
心も千々に抱擁し
そして彼女を腕に
梯子を上る。

ーー何もこわがることはない、
私のいとしい人。
私たちは戯れに
お前をあそこに塗りこめたいのだ!

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2009年9月 1日 (火)

菩提樹のオルゴールレクチャーコンサート

                  

リュージュ・オルゴール コンサート
                        「オルゴールが奏でる19世紀ロマン派」

という、スイス・リュージュ社のオルゴールを菩提樹のホールで間近に聴き、見て、触れられるレクチャーコンサートへ行った。

Callista

優しいフォルムの木箱のオルゴールは蓋を開けずに小さなボタンをそっと押されると、軽やかで明るい音が流れ出た。

透き通ってまろやかな音色と、普段オルゴールではあまり聞いたことのない曲と、演奏される曲の長さに驚きと嬉しさが部屋中に広がった。

スイス・リュージュ社の国内総代理店の畠中さんという方が、オルゴールの歴史や背景の文化を紹介してくださった。

カリヨンという教会の鐘が様々な音色で時を告げていた14世紀、自宅でも楽しみたいと柱時計の形で作られたものがオルゴールの原型だそうだ。

フランス革命後、スイスに亡命していた時計職人が、部品がそろわない中で工夫して作った小さなオルゴールが世界最初の現在形オルゴールと言われていて、それは今、スイスではなくて!日本の京都嵐山にあるということだった。

小さくて綺麗な音が出る、愛らしいものと思っていたオルゴールだったが、その歴史を聞いていくと西洋の人々の生活が浮かび上がってきて、いろいろな興味が湧き上がってきた。

オルゴールは金属の櫛(コーム)を歯車のピンが弾いて音が出て、それはそれぞれ、原理としてピアノが鍵盤を指で叩いて演奏するのと対応している。

くしの部分の鋼は男性が鍛え、ピン打ちは女性の冬の仕事という分業だったため、当時の西洋が男性中心社会だった中で、オルゴールの製作は女性も重要 な役割を担っていたのだそうだ。

オルゴールの選曲は、ピンを打ちオルゴールを組み立てる女性達がした。

だから、オルゴールに入っている曲が優しく女性らしいものや、女性作曲家の作品が多いそうなのだ。

最初に聴いたオルゴールには、クララ・シューマン、ファニー・メンデルスゾーン、アルマ・マーラーの曲が入っていて、それはそれぞれシューマン、メンデルスゾーン、マーラーの妻達女性の作曲したものだった。

「小さなオルゴールは反響するものによって聞こえ方が違い、ピアノの中が一番綺麗な音がします。」

と畠中さんがおっしゃって、オルゴールの後ろにあった千佳さんのグランドピアノの蓋を開けたとき、空気の圧力でオルゴールの音がふうわーっと膨らんだ。

空気の振動で音が耳に届くことを目と耳と肌で感じた。

見えない空気が菩提樹のホール全体にあって、オルゴールやピアノや自分達がつながっているような不思議な感覚だった。

手でねじを巻く。

ぜんまいの渦がきつく巻かれて緩む力を動力とする。

ねじを巻いたばかりの強く元気な音色、弱くなって眠くなるような音色。

その繰り返しがオルゴールの魅力。

レクチャーの最後にJ.パッヘルベルのカノンを聴きながら、

カノンのもつ繰り返しの中にあるのも、

「幸せが繰り返し来ますように。」

という優しいお祈りだと畠中さんが教えてくれた。

(以下のリュージュ社のHPで試聴することが出来ます)

http://www.reuge.co.jp/pages/music_list/index.html

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2009年6月 2日 (火)

penelope paris petillante ペネロープ・パリ・ペティヨン

名古屋市・栄の松坂屋、パルコ、Gap、Max Maraなどが立ち並ぶ大通りの路地を入ったところに、ペネロープ・パリ・ペティヨンというオリジナル&セレクトショップがあります。

車が入れないせいか、街中とは思えない静かで懐かしい路地を入ると、突然「おっ!」という感じで見つかります。

ウインドウを覗くとこじんまりした店内に服や小物が見え、パリらしいお洒落な感じが漂っていますが、急にふと、「あらっ!?」っと思います。

最近本当にお洒落なショップを沢山目にするけれど、そういうところによくあるファッショングッズじゃないのです。
普通だけどなにかが違うような気がしてつい中に入ると、やはり、服はミナ・ペルホネンや、オリジナルや、フランスの小さな村で作っているオーガニックな素材のもの。

ジュエリーもアンティークのハイクオリティーなもの。そうかと思えば、超お洒落なのに100円台のベトナムのヘアピンや超お洒落なのにリサイクル米袋のバッグ。

普通に見えてよく見ると違う。

何が違うかな?

何が同じ?

と考えると、値段はばらばらだけど、みんな背景にいろんな意味で長い「時間」がかかってるような気がします。

ここは、タレント原田さとみさんが、モデル、タレントとしてのファッションセンスに加え、パリでの生活を通して培った、流行にとらわれず自分らしいスタイルで生きる感覚と、子育てを通して感じた環境や食に関するモノやコトなど、衣服だけに留まらないトータルなものをセレクトして提案するショップとして10年間、姉妹でやわらかく営業なさっています。

さとみさんが素敵なのはもちろんのこと、妹のきーちゃんがこれまた素敵です。

大学では美術を専攻されていて、DMのデザインから商品のセレクトまでこなし、なんといってもちょっぴり力の抜けた服の着こなしが私は大好きです。

今回はここで作品を展示させていただきます。

こじんまりしていて、むき出した柱があめ色でとても綺麗だ。

嬉しいなあ。

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