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2013年10月

2013年10月24日 (木)

祖父の気持ち

祖父は橋の設計士でしたが、私が物ごころついた頃には他界していました。

母の実家は祖父が作った橋の目の前にありましたので、夏休みなどに泊りに行くと橋の上で景色を眺めたりしました。私が本当に小さい頃、橋の上から蛍を見た微かな記憶があります。夢だったかもしれません。
家に飾ってある祖父の写真は自分で作った鳥籠にいる鶯に餌をあげていたり、猫と一緒だったりして好々爺然としていて、母から聞いた話も毛鉤(けばり)を作って釣りばかりしていたとか、ただ遊んで暮らしているような人だと思っていました。そんな祖父の事を最近ふと思い出しました。
きっかけはあいちトリエンナーレ、長者町エリアのおしゃべりな氷屋「イチベ」さんという、あるおじいちゃんのお話を伝えるパフォーミングアートに参加して、「あなたのおじいさんは何をしてらっしゃいましたか?」と聞かれた事です。それまでは、ほとんど思い出すこともありませんでした。
祖父は定年後、自分で設計をし現場監督もした橋のたもとに住みました。釣りの為と聞いています。
のんびり暮らしていたと思いますが、橋はメンテナンスが必要なものです。毎日その橋を見ながら暮らす事は、渡る人の安全や橋の様子を気に掛けずにはおれなかったと思います。ふと、祖父のもう一つの面を感じられて、会ったことのない祖父の橋に対する気持ちはどうだったのかなと近しく感じるようになりました。
母は結婚して苗字が橋本になり、私は橋本から米山になったんだなと思うと、苗字もなんだか関係あるのかもしれません(って偶然か)。

一言、問いかけをしていただいた事で時折記憶の時間を行ったり来たりしています。




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