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2008年9月 8日 (月)

小学館 20世紀少年少女世界の名作文学

空で思い出したこと。

私は小学生の頃、雲を描く画家になりたかった。

午後から夕方の雨上がり、雲の間から射し込む幾筋もの黄金色の光。

夕方の茜雲。

宗教画家じゃん。

今思えば、それは毎日自分で無意識に刷り込んでいたのだった。

小学時代、鍵っ子だった私は、登校拒否ぎみの子供だった。

いや、ずばり登校拒否だった。

いや、私の為に母が県職員をやめていつも家にいるようになり、登校拒否だった頃の私は鍵っ子ではなかった。

ややこしいことはいいのだが、家にいる長い時間、私は小学館からでていた「少年少女世界の名作文学」という分厚い子供向けの名作本を読みふけっていた。

膨大に暇な時間(だと思っていた)、私は三ツ矢サイダーを飲みながら、6~7センチほどの分厚い本を、膝に置いたり、寝転がったりしながら、隅から隅まで読んだ。

ギリシャ神話やアラビアンナイトに妄想し、岩窟王に感動し、怪盗ルパンやシャーロックホームズに胸躍らせ、ああ無情に泣いた。

何十巻もある、ハードカバー本の最初のページには各国の名画がカラー印刷されていて、読む前の儀式として、その絵を毎回じっくり吟味した。

ミケランジェロの「聖家族」や、マネの「笛を吹く少年」を舐めるように見ては解説を読んだ。

なにしろ名作文学本だから、絵画もほとんどいわゆる名画で、マニエリスムやゴシックの天井画もあった。

私もほぼ「フランダースの犬」に出てくるネロ並?に、ルーベンスのファンだったりした訳だ。

そして、あの心奪われる「雲間の光」は、我が家の西の空でも見えることに気がついた。

ということで、このなりきり易い少女は、いつかこのドラマチックな雲や光を描こうと思ってたと思うのだが、この少女は忘れ易い少女でもあったので、いつしかそんなことはすっかり忘れていたんだなあ。

と、空を見て思い出したおばさんであった。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

keikoさん。コメントありがとうございます。
本の正確な名前は小学館 「少年少女世界の名作文学」です。20世紀は「20世紀少年」にかけたシャレです。ややこしくてすみません。お探しの題名は「ネズライカ」なのですか?今度実家に帰った時探してみますね。

私も持っていました。
懐かしくなって検索して、やっとこちらにたどりつきました。
どんな話が掲載されていたのか知りたくて。

ちなみに色々試してみたのですが、
「ネズライカ」で検索してやっとです。
本の正確な名前も分かりましたので、もう一度探してきます。ありがとうございました。

さーすがみど~りさん。
作品になさったんですね。
(私のモナリザの巻は実家にあるのかな?)

ところで私はみど~りさんの作品も好きですが、みど~りさんのブログも好きで、1~2度楽しく拝見したのですが、その後なかなかたどり着けません。

今度アドレス教えてください。

私も持っていました。
親の期待をよそに、まったくといっていいほど読みませんでした。

何十年も経ってから作品の材料にしてしまう始末。
しかし、名画はいいですね。
モナリザの表紙は圧巻です。売れてしまいましたが。

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